仕事を押し付けられる
派遣社員の仕事というのは派遣契約できっちりと定められいます。ですから、本当ですと派遣先企業は、この契約以外の仕事をさせることはできないはずです。
しかし、日本社会の曖昧さや派遣先企業と派遣会社の力関係などにより契約が遵守されていない場合もけっこうありがちなことなのです。
また、もっと深刻なことは、実際働く職場の上司や正社員などが、派遣のシステムをきちんと理解していない場合があります。このような人はけっこういるんです。
派遣のシステムを理解していないと、派遣社員は使わないと損といわんばかりにこき使い、自分たちは遊んでいるような人もいます。多少のことは仕方がないですが、度が過ぎると腹が立ちます。
正社員との差別やセクハラ
派遣法では、派遣社員は正社員と同様の扱いをするよう定められています。ですから、本来は正社員との差別はないはずなのですが、一部の企業では実際は正社員との差別があります。
派遣のシステムをきちんと理解していない会社や、ちょっと考えが古い会社は、派遣社員をどうしても外部の人と見がちです。そういう会社は正社員との待遇の差をもうけ、正社員との差別があります。
また、セクハラもけっこうある派遣先でのトラブルです。セクハラは正社員でもあるトラブルですが、派遣社員のは基本的に短期間だけの在職なので、時にはターゲットになりやすいです。
この他にも派遣先でのトラブルはいろいろありますが、派遣先のトラブルがありましたら、まずは派遣会社の担当マネージャーに相談してみましょう。あまりにもひどい場合は、労働基準監督署に相談するのもいいでしょう。
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